「リストカットなどの自傷行為をする理由・原因を理解しない人はやめさせる権利はない」と思う話。

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まず最初に質問させてください。

『リストカット(リスカ)』『アムカ』『レグカ』などの自傷行為について、あなたはどう思いますか?

 

「痛そう」
「なぜやるのか理由がわからない」
「やめさせたい」
「気持ち悪い」
「うつ病なの?」

 

他にも色々な印象があるかと思います。

この記事を読んでいる人は、あなたの近くにリストカット(自傷行為)をしている人がいるのかもしれないですね。
自分の子供だったり、大切な彼氏・彼女などの恋人だったり、友達や親友だったり。

そしてきっとあなたは、その人に自傷行為をやめてほしいと思っているのでしょう。

 

でも、止める前に一度考えて下さい。
やめて欲しい理由をちゃんと相手に説明できますか?

 

もし真摯な気持ちで相手と向き合って、一緒に解決する気持ちがあるなら良いと思います。

でも、もし「リストカットはよくないことだからやめさせたい」程度にしか考えていないのなら、僕は「そんな理由で話したらむしろ逆効果。だからあなたに止める権利はない」と言いたい。

 

そう言い切れる理由について、細かくお話していきます。

 

 

「なぜリストカットなどの自傷行為をするのか?」理由と原因を理解しなければいけない

 

「なぜリストカットなどの自傷行為をするのか?」理由と原因を理解しなければいけない

 

自傷行為をしている側からすると、家族とか友人とか、周りはやたら「リスカ(アムカ / レグカ)は良くないよ」とか「やめなさい」とか言うけど、「正直それって何の為に言ってるの?」って思っています。

だって、止めてくる割に理由が特にないから。

 

そして、なんでそんなこと言ってくるのか理由を聞いてみれば「あなたの為に言ってる」とか「体を傷つけるのは良くないことだ」くらいしか答えない。

正論っぽいことを言ってるようだけど、それってあくまで一般論とか常識とかっていう表面的なレベルの話でしかないと思う。

だから、そういうことを言う人には僕はこう言いたい。
「それは本当に本人を思って言う言葉じゃないよ」と。

 

自傷行為というのは、理由もなくただ単にやっているなどという軽いものではありません。
酒やタバコをやめさせるみたいな、そんな「本人の努力ですぐ治せるでしょ」なんていう軽いノリで説得できるようなものじゃないんです。

こういう勘違いをしたまま説得を試みてしまう人が、本当に多い。

 

もし本当にやめてもらいたいと思うのなら、「なぜリストカットなどの自傷行為をするのか?」という理由や原因を相手の立場になってちゃんと理解しようという姿勢を持たなければ、絶対に説得なんてできません。

 

 

自傷行為を本当にやめさせたいのなら、世間一般論で語ってはいけない

 

自傷行為を本当にやめさせたいのなら、世間一般論で語ってはいけない

 

自傷行為をしている人は、必ず心のどこかに大きな悩みとか悲しみを背負っています。

 

「リストカット(リスカ)」「アームカット(アムカ)」「レッグカット(レグカ)」などの自傷行為は、たしかに世間的な視点から言えば普通じゃないのかもしれない。

でも、普通じゃないからこそ「体を傷つけるのは良くない」っていう普通の一般論をぶつけたらだめなんです。
そんなことを相手に言ってしまったら、むしろ逆効果なんです。

 

自傷行為には、大きく分けると「生きるため」「死にたいから」という2つの理由に分かれます(細かく言えば「ストレスとかの感情を沈めるため」とか他にも色々あるけど、ここでは割愛)。

やめさせるにしても話をするにしても、まず何よりも必要なのは、相手がこの両極端な理由のどちらに当てはまっているのかを知ってからじゃなければいけないと思うんです。

相手ありき、そして相手の気持ちに立って話さなければならない以上、一般論を並べても通じないという認識を持ってください。

 

 

むやみに止めると悪化する

 

むやみに止めると悪化する

 

面倒なのか理解しようとしてないのかわからないけど、特にちゃんとした理由もないのにやみくもに「やめろ」って言っている人がいるけど、理由も言えないのに止められると自傷行為をしている側からすると

「私の気持ちなんてあんたにわかるわけないでしょ」
「なんであんたの為にやめる必要があるの?」

と思ってしまうから、反発したくなって余計自傷行為をやりたくなります。

 

自傷行為をするには人それぞれで理由があるから。
そしてやめられない理由もちゃんとあるから。

 

そのことを理解しようともせずにただやめさせたいと思っている人がいるのなら、まずは自傷行為をしている相手の立場になって一度考えてみてほしい。

自分の主観的な視点からでしか注意できないのなら、あなたはその自傷行為をしている人を止める権利はないと思います。

 

 

「医者やカウンセラーに頼めばいい」ってものではない

 

「医者やカウンセラーに頼めばいい」ってものではない
これも上記と同じ理由です。

 

自分では力になれないとなると、とりあえず病院やカウンセリングに連れて行く親がいたりします。

でも、自傷行為をしている側からすれば、自分が行きたいわけでもないのに連れて行かれたってやめる気には全くなりません。

 

だって、自傷行為って友達とか家族とか身近な人にさえも相談できないことなんですよ。

それを医者とかカウンセラーのような赤の他人にいきなり話そうなんて思えますか?

それができる人はとっくに自分自身で解決して自傷行為やめてます。

 

長い期間自傷行為をやっていて、身近に相談できる人もいない状態なら、それだけその人の悩みや悲しみなどが深いと思って下さい。

 

 

最後に

 

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色々書きましたが、特に解決法を書いてきたわけではないので「じゃあ結局どうやってやめさせればいいの…?」と思う方もいるかもしれません。

でも、少なくともリスカ・アムカ・レグカなどの自傷行為は簡単に説得してやめさせることができないんだということは分かっていただけたかと思います。

 

本当の解決方法は、相手がどんな心理状態なのかを知ってからじゃなければいけないので、万人に当てはまる解決方法はありません。

なので、「こうすれば解決できるよ!」とも言えません。

 

それでもどうにかしてやめさせたいのなら、まずは相手とコミュニケーションをとって気軽に色んな話ができるくらいまで距離を縮めていってください。

 

いきなり自傷行為ネタを話すのは絶対にNG。

まずは世間話とか、相手が好きな話題などをして打ち解けていってほしい。
そして相手が心を開いてくれるようになってから、自傷行為のことについて聞いてみてください。

 

もちろん相手がどれくらい深刻な状況にいるのか次第によって変わりますが、説得するまでにはかなりな長い時間が必要だと思って下さい。

間違っても1日2日くらいとか1ヶ月とか、短い期間で説得できるなんて思わないで下さい。

 

常に相手の立場に立って考えて、一方的にやめさせるのではなく、一緒に解決する姿勢を持って接してあげて下さい。

 

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過去に色々(細かくは言えない)あって、人間関係や恋愛経験などから色んな闇を経験しました。恋愛・人間関係・心理などのジャンルを中心に毒舌混じりな記事を書いています。
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